小石川後楽園
小石川後楽園
小石川後楽園は、六義園と並ぶ江戸の二大庭園で『回遊式築山泉水庭園』という庭の真ん中の池を中心に園内を見て回る形式を取っています。また、区役所を兼ねているシビックセンターがある後楽園と近いので、手続きの後などに寄って見てみるのも良いかもしれません。
この庭園は江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、中屋敷として作り、二代藩主の光圀の代で完成した庭園です。
光圀は設計にあたって明の遺臣である朱舜水の意見を多く取り入れています。その為、この庭園は中国の名所の名前を付けた景観を配しています。例えば『西湖の堤』という堤がありますが、そこは実際に中国の杭州にあるものを見立てたものです。
庭園内の一つ一つの造りに意味があるのでそれをパンフレット等で見ながら観光してみるとより楽しく巡れそうですね。
【交通案内】
小石川後楽園
住所‥東京都文京区後楽一丁目
アクセス‥都営大江戸線 飯田橋(C3出口)徒歩3分
東京メトロ南北線・有楽町線・南北線 飯田橋(A1出口)徒歩8分
東京メトロ丸の内線・南北線 後楽園(1番出口)徒歩8分